ラクトフェリンを取り入れて腟・子宮内フローラを守る

ラクトフェリンを取り入れて腟・子宮内フローラを守る

細菌性腟症って知ってますか?

正常の腟内はデーデルライン桿菌という善玉の乳酸菌が多く、
腟内を酸性の状態に保ち悪玉菌が増えるのを抑える働きをしています。
細菌性腟症は膣内に存在する常在菌のバランスが崩れることで起こる病気です。
つまり、いい菌がいなくなって悪い菌悪さしまくり状態です。

発症するとどうなる?

発症すると膿状のおりものが増えたり、膣内や外陰部のかゆみや痛みが生じます。
性病でもないのにおりものがいつもと違う場合は検査してみると良いと思います。

原因は?

細菌性膣症の原因は風邪や寝不足、過度のストレスで身体の免疫力が落ちていたり、
生理などで身体のホルモンバランスが崩れたりすることだと言われています。
風邪に伴い抗菌薬を内服することにより膣内の常在菌を死滅させてしまう事や、
市販で手に入る腟洗浄などを頻繁に使ったりすることで、
腟内の細菌のバランスが悪くなり、悪玉菌が増えることが原因となります。

自然治癒する?

身体の状態が回復すると症状が治まりやすく自覚症状がないままに治ってしまうこともあります。
しかし、膣や外陰部のかゆみや痛みの原因が細菌性膣症であるかは産婦人科での検査でしか分かりません。

治療法

フラジール膣錠の処方
6日分で治るといわれています。
ストレスっておそろしいですよね。
免疫力を弱めていろんな病気にかかりやすくなるなんて。。
また、膣内フローラを高めていくことも大切です。

膣と腸とラクトフェリン

腸内フローラが重要なことは広く知られるようになりましたが、
今、生殖医療の分野では腟・子宮内フローラが注目を集めています。

フローラって何?

フローラ [2] 【ラテン flora】
体の特定の器官に生育する細菌の全種類。細菌叢(さいきんそう)。
常在細菌叢。

つまり膣内のフローラも大事!

生殖適齢期の健康な女性の腟内にはラクトバチルス属細菌が豊富に存在します。ラクトバチルスは乳酸や抗菌物質を生産し、病原性細菌やウイルスなどが増殖できないpHが酸性の環境を作り、感染症から腟を守る役割を担っていることが知られています。
細菌性腟症をほっておくと、この善玉菌が少なくなり危険!

ラクトバチルスとラクトフェリンを取り入れよう

では、どうすればよいのか?
細菌性腟症の場合はフラジール膣錠で治療する
それからラクトフェリンを取り入れて善玉菌を増やすのも有効かと!

不妊治療にも役立つ?

不妊と腟及び子宮内の細菌叢の関係を調査した結果、正常な子宮内の細菌叢(さいきんそう)は着床期間中、非常に安定に保たれること、また、細菌叢中のラクトバチルス属細菌の割合の低下が対外受精患者の妊娠率・着床率・妊娠継続率・出産成功率の低下と相関していることなどが報告されています。

子宮内膜炎

善玉菌が子宮内で少ないと何が考えられるか。
雑菌の繁殖から、雑菌が子宮頚管を通過して子宮内膜炎などの炎症を引き起こす(上行性感染)可能性があると言われています。

腸まで届かないと意味がない

さてこのラクトフェリンのサプリメントですが何でもいいのか
上まで届かないと意味がないんです
何故かと言うと胃液で全部溶けてしまってるんです

腸溶性のものを選ぼう!

せっかくお金を出してサプリメントを買ってもいいで溶けて朝まで届かなかったら意味がないですよね
少し高いですが腸溶性のものを選びましょう

値段は?いくらで買えるの?

病院などでも購入できます。
60粒5000円とサプリメントにしてはお高めですが腸溶性なのでこのくらいすると思います。

腸溶性 ラクトフェリン と検索すると色々出てくると思いますよ。